会社の更衣室が嫌いになったのは、去年の夏からだ

夏の朝8時すぎ、会社のシンプルな更衣室

職場の更衣室に長居しなくなった。
着替えを素早く済ませて、すぐ出るようにしている。それが習慣になったのは、去年の夏からだ。

特に何かを言われたわけではない。
でも狭い空間に自分のにおいが充満するのが怖かった。


夜10時、自室の洗濯機前

夏は汗の量が増える。それは誰でも同じだ。でも更衣室での話を考えると、「自分だけが違う」という感覚がずっとあった。

他の人が着替えているときは気にならないのに、自分が着替えるときだけ、誰かの表情が変わるような気がした。本当に変わっていたかどうかはわからない。ただ「変わっていたらどうしよう」という意識が、更衣室に入るたびにあった。


ワキガのにおいは、衣類に残りやすい。
アポクリン腺由来の成分は水溶性でないものを含んでおり、洗濯してもにおいが残ることがある。特に繰り返し着た服は、清潔にしていても「染みついた」状態になりやすい。

着替えのときに一番においが出やすいのは、古い服を脱ぐ瞬間だ。更衣室が嫌いになった理由の一つは、おそらくここにある。


洗濯の方法を変えたり、消臭スプレーを使ったりした時期もある。ある程度は効いた。でも根本の問題、アポクリン腺が分泌する成分の量を変えることとは、また別の話だった。


今年の夏を、どう過ごすか。
更衣室を素早く出ることが当たり前になる前に、自分のにおいに向き合う夏にしてもいいかもしれない。